・単位は％、金利は各銀行の住宅ローン金利表を元に作成しています。
・前月の住宅ローン金利と比較をして上がったものは赤字に、下がったものは青字に、変わらないものは黒字にしています。
【今月のコメント】
変動金利は据え置き、固定金利は引き上げとなりました。
米国の長期金利（10年国債）は、急速に進むインフレに向けて、米連邦準備制度理事会（FRB）が量的緩和政策の引き締めを急いだため、年明けから急激に上昇。ただし、ロシアのウクライナ侵攻により、金融市場の緊張感が一気に高まったため、今後の見通しは不確実なものとなりました。
一方、日本の市場金利（10年国債）も、米国長期金利の上昇につられて、年明けから上昇。とはいえ、日銀が金利誘導目標としているゼロ％±0.25％の範囲内です。
日銀は、物価上昇傾向の兆しがでてきたにもかかわらず、現在の政策を変更しないと明言していますが、今後の動向は注意していく必要があります。