・単位は%、金利は各銀行の住宅ローン金利表を元に作成しています。
・前月の住宅ローン金利と比較をして上がったものは赤字に、下がったものは青字に、変わらないものは黒字にしています。
【今月のコメント】
変動金利は据え置き、固定金利は若干上昇となりました。
住宅金融支援機構が2021年3月17日に発表した「第167回貸付債権担保住宅金融支援機構債券」の金利を見ると、前月と同じく0.41%でした。上乗せ金利(コスト)は、最近の水準では0.94%~0.97%程度に落ち着いています。
住宅ローンは銀行の収益の柱となりつつあり、一定のボリュームを取りたいという銀行が多くあります。日本銀行も金利を現在の水準で維持する政策をとっており、当面は大きく金利を引き下げることはないでしょう。
また、「令和3年度税制改正大綱」が発表され、①住宅ローン控除が13年となる特例措置を1年延長、②住宅の床面積が40㎡以上に緩和(所得1000万円以下)が施行となります。2021年は、住宅購入のチャンスです。