・単位は%、金利は各銀行の住宅ローン金利表を元に作成しています。
・前月の住宅ローン金利と比較をして上がったものは赤字に、下がったものは青字に、変わらないものは黒字にしています。
【今月のコメント】
変動金利は据え置き、固定金利は若干の引き下げとなりました。
5月から6月にかけては、長期金利が0.01下がり、機構債の表面利率が同じ幅の0.01ポイント下がり、フラット35の金利も0.01ポイント下がりました。
5月~6月にかけては、景気後退時には長期金利が下がり、それに連動してフラット35の金利も下がるというセオリー通りの動きになっています。そして今後、経済活動が再開されて景気が良くなってくると、長期金利が上がり、フラット35の金利も上がることになります。
長期固定金利のフラット35で住宅ローンを借りる人にとっては、金利が低いときに住宅ローンを実行して、その後景気が良くなっていき収入が上がるというのが良いパターンです。
ですが、新型コロナの第2波は今後やってくる可能性があることから、住宅ローン金利も不安定な動きをする恐れがありますので、慎重に見ていく必要があります。(2020年6月1日)