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ふるさと納税の新制度について

「ふるさと納税」を利用している方も多くいらっしゃるでしょう。

2019年6月から新制度がスタートしています。

 

2008年4月の地方税法等の改正によって、同年5月から「ふるさと納税」制度が始まりました。

 当初は、返戻品についての規定はありませんでしたが、寄付を集めるために返戻品の発想が生まれ定着し、返戻品でアピールし寄付金を集める風潮となっていきました。ちょうど、ネット通販も増え、中には、通販感覚で「ふるさと納税」を利用される方もいらっしゃったのではないでしょうか?

 しかし、過度な返戻品合戦が始まり、制度が規制されることになりました。

 

規制の理由

・返戻品を転売する人がいる

・自治体が還元率を守らない

・地元と関わりのない返戻品が多い

・都会の税収が減少

 

規制の内容

・還元率30%以上の返戻品を禁止

・返戻品を地場産品とする

・ふるさと納税のキャンペーンが消える(返戻品にプラスして特産品やギフト券などを送ること)

 

ふるさと納税の対象とならない団体

・東京都(東京都からは申出書が提出されなかったため)

・小山町(静岡県)

・泉佐野市(大阪府)

・高野町(和歌山県)

・みやき町(佐賀県)

「ふるさと納税」を利用し、返戻品を頂けるのはお得感があると思います。ですが、自分の住む町への税収入が減り、それがあまりにも莫大な金額だとすれば、身近で困ることも出てくるでしょう。

考え方を変えれば、被災地で街が崩れ困っている方々のところへ、寄付金をしようとするときの、一つの手段にはなるのかもしれません。

何より、皆様が笑顔で過ごせますように、、、